お守りやお札、神様や仏様に関わるものに対して「断捨離」とは何だとご批判を受けそうですが・・・

  本来、お守りやお札は一度さずかったら永遠ではなくて、1年ほどでご利益は消滅すると言われているそうで、そうなったらお札をおさめに参ります・・・と「とおりゃんせ」の歌詞にあるように、いただいた寺社にお返しに行かねばならないようです。

  が・・・国内でも通行手形が必要だったり、関所破りが極刑に処されたり、お伊勢参りと称しての旅行が庶民に出来る最大の移動だった時代とは変わり、今や日本全国どこでもどころか、世界の果てまで移動できるようになりました。

  お守りをいただいた寺社は広域にわたり、しかも、私世代ですと、子どものころから何かにつけてお守りをいただく機会が多くて、交通安全から、合格祈願、安産祈願、そのほかいろいろといただきました。

 さらに若い頃は自分でも旅の思い出にとお守りをいただいたりもしました。

 住まいの近くの鎮守様とだけお付き合いしていた時代ではなくなり、今や「さずかった寺社にお返しに」なんてとてもとても出来ません。続きを読む