てっちゃんな息子を持つ鉄子な友人と香川県の私鉄、琴電(高松琴平電気鉄道)の100周年記念に絡めた映画「百年の時計」を見に行きました。

  私の経験では、●●記念作品の類は、お祝いのためにその企業やら、地域のよいしょし過ぎ、アピール過剰で、ストーリーがばきばきになっている事も多いので、正直なところ、そういう風な展開でも仕方ないかも?と覚悟はしておりました。

 でも、鉄子さんも私も「思っていたよりずっと良かった」「いい映画だったね」というのが感想です。

 確かに琴電は重要なファクターではありますが、老若の二人の主人公、破天荒な老アーティスト、ミッキー・カーチスさん演じる安藤行人と、アメリカ留学中に切り絵作家だった母を失った心の傷を持つ美術館学芸員、木南晴夏さん演じる涼香の、それぞれの抱えるものや、思いを描いていて、琴電と地域がでしゃばり過ぎず、じんわり来るストーリーでした。

 (な、何と、涼香のお母さん役の池内ひろみさんって見たことあるお名前、同姓同名?と思っていたんですが・・・離婚カウンセラーの池内さんご本人だったのね=蛇足(^^ゞ)続きを読む