毎日、広島の災害のニュースが流れていて、見ていて辛いのですが、今日はもう一つ辛いニュースがありました。

 昼間のNHKで報道していたのですが、関西で祖父が孫と無理心中したとの事。

 NHKでは、お孫さんに知的障碍があると言っていました。

 それ以降、報道に接していないので、詳報はわかりませんが、知的障害がある=前途に希望が持てない、不幸という考え方は絶対に間違っていると思います。

 確かに大変な面があるのは否めませんが、助けて!と言えば、少しずつでも助けてくれる人はいます。少しずつが広がれば、大きな輪になり、和になります。

 好き好んで、孫に手をかける祖父はいないでしょう。思い詰めての事と思います。おじいちゃんを追い込んだ何物かが、無くなる方向に世の中が動いてほしいです。お二人のご冥福を祈ります。そして、こんな悲劇がもう起きませんようにと祈ります。

 昨今の日本、自己責任とか、受益者負担とか、福祉にはそぐわない言葉も増えていて、実際に障碍者福祉への支援が切られている事例も、近隣で見ました。

 日本を率いる政財界では、競争して強くなろう、経済的に潤うならカジノだって取り入れる・・・と、イケイケドンドンと背中合わせのギスギスが横行しているようですが、いろいろな人がいてこそ、世の中は豊かに味わい深くなるのだと思います。続きを読む