高原並みの涼しさは昨日までだったようで、今日はしっかり夏が戻って来つつあります。

 昨日はノルウェーで極右の青年が発砲、与党の青少年向け大会の行われていた島で、多数の死傷者が出ました。死者の桁数が半端ではなく、本当に銃による暴力事件の恐ろしさを感じます。

 きっと、夏のひとときを楽しい気持ちで参加していた方たちでしょう。一瞬にして地獄のような思いを味わい(しかも、犯人は警察官のような格好をして、みんなを集めた上の乱射だというから、卑劣極まりないです)、本当にお気の毒です。なくなられた方のご冥福を祈りたいと思います。

 この事件を通して思ったのは、アメリカでは頻々と起こっていた銃の乱射による事件がとうとう治安が良い、穏やかなイメージのある北欧にまで及んだのかという驚きが第一。そして、不謹慎かも知れませんが、多々の詐欺事件や悲劇が起こし、非常に困った存在であり、時々、流れ弾被害など、一般人を巻き込んで由々しき状態になる事もあるものの、権勢拡大とか、敵対勢力に発砲など、何らかの動機があって発砲する暴力団員の方が、極端に偏った暴力思想の持ち主や、単に人を殺したいだけという動機で無差別殺人に及ぶ輩よりは、まだしも安全ではないか、という皮肉な感慨でした。(暴力団の存在を肯定しているわけではありません。念のため)

 日本では死刑になりたいとか、実に愚かで利己主義な理由で殺人に及ぶ愚劣な輩がいない訳ではないですが、ここに銃器がもたらされたら大変な事になるだろうと思います。一般人が銃刀をもてないというルールは堅持しなくてはと思いました。続きを読む